A Drop of Miracle Honey-ひと言therapy

「やりたいことがわからない」というあなたへーセカンドキャリアー

  A Drop of Miracle Honey- ひと言Therapy 20

honey
「A Drop of Miracle Honey- ひと言 Therapy」と題して、
心がふっと軽くなようなmessageを記すコーナーです。

漠然とした仕事、将来に対する不安の正体は?

stress

前回の記事で、現代の人々のストレスの原因の
No.1が仕事
No.2が将来
という調査結果をご紹介しました。

この中には、
・まだ何者にもなれていない(ような気がする)自分への焦り
・自分は、このままでいいのか?
・あと10年、20年以上も今の仕事を続けていくのか?

といった、セカンドキャリアを視野に入れた不安定感、
というものがあるでしょう。

状況としては3つのタイプに分かれるのではないかと思います。

1.やりたいことが決まっていて、すでに行動している。
2.やりたいことはぼんやりとあるけれど、一歩踏み出せていない。
もしくは、踏み出し方がわからない。
3.やりたいことがわからない。

今回は、この中の3「やりたいことがわからない」という人に
向けて、お話していきたいと思います。

「やりたいことがわからない」という人の3つの状況

get lost

1.やるべきことに忙しすぎる。

やるべきこど>やりたいこと

に、時間や心が占拠されていて、
やるべきことに追われているうちに、
時間がすぎていっている状況の人。

責任感が強い人が多いかもしれませんね。
余裕がなくて、目の前のこと以外のことを
考える気力もわかない、ということも
あるかもしれません。

空白の時間ができれば、
おのずとゆとりができて、
自分の興味が向くことがでてくるはずです。

また、自分からやりたいことはでてこなくても、
いろいろな人と交流する中で、
自分が役立てたらうれしいことがでてくる、
ということもあるでしょう。

こういう方は、意図的に「ゆとり時間」を
つくってみる工夫をすると、
自分の心の動きがキャッチできるかもしれません。

2.あれもこれもと、絞りきれず、結局どれが一番決められない。

あれもいいな、これもいいな、といろいろ気になってしまって、
結局、定まらずに、ふわふわしてしまうという人。

好奇心旺盛なのは素晴らしいことですね。
まず、どれか1つに絞らなければいけない、
という思い込みを捨ててみましょう。

あれかこれか、どちらか、の発想から、
気になるなら、
あれも、これも、と考える。
無理に1つに絞らなくても構わないのです。

もちろん限られた時間を何にどれだけ使うのか、
は、複数選択したい場合は、より頭を使って
工夫する必要はでてきますが、
心の赴くままに、やりたいことは全部やる、
という中で、先にやったほうがいいことは?
と考えて、優先順位をつけていけばいいのです。

複数をやっていく中で、興味の強弱がおのずと出てくる
ことも大いにあるでしょう。
決められないときは、無理に決めなくてもいいのです。

むしろ、「捨てること」を決めることで、結果絞っていく。
「嫌なこと」「気乗りしないこと」を無理してやらない勇気。

たとえ不安があったとしても少しでも「ワクワクすること」を
選択しつづけていくことが、本当に「やりたいこと」に
つながっていく近道なのです。

3.「自分にはできることはない」と思い込んでいる。

このケースは、心の底では、本当はやりたいこと、
好きなことはあるんですね。
だけど、「自分には無理だ」、と自分で先に
却下してしまっているために、
「ない」かのように思えてしまっている。

「やりたいこと」ということのハードルを高く設定
してしまっている、
もしくは、自分の価値を過小評価してしまっている
ことが要因でしょう。

さらに、「自分にはやりたいことがない」はずかしい。
と思っている。

いやいや、そんなに難しく考えなくてよいのです。
どんな状態だからダメ、という話でもありません。
こういう人は、とにかく小さなことでも構わないので、
何でもいいから、気になること、触手の動くことを
やってみるとよいと思います。
やってみると、
思っていた以上に楽しくてどんどん興味が膨らんだ、
ということもあるでしょうし、
逆に、興味がなくなりました、
ということもあるでしょう。
どちらも立派な前進です。

「自分がハッピィーでいられること」を大切に。

happy
だれが何と言おうと、自分の人生。
「自分がハッピィーでいられること」が何より大切。

世間一般の「成功」にとらわれる必要もなければ、
他者からの評価を気にすることもない。
他者と比べる必要もない。

自分が「ハッピィー」でいられる状態はどんな状態か、
自分の心に正直に従えばいいのです。
むしろ、そのことが一番大事なことだと思います。

セカンドキャリアを考えるときに、
絶対失敗したくない、
生涯続けたい、
という思いがよぎるかもしれませんが、
これも、どうぞ肩の力を抜いて考えてください。

だれも今の興味がこの先永遠に同じとは言い切れませんし、
絶対に失敗しない、とも言いきれない。
思っていたのとは異なる状況になったのなら、
また軌道修正すればいいだけ。
やっていく中で、手ごたえを重ねながら
前進していくしかないのです。
大切なことは、今できることを確実に1歩踏み出すこと。
今日の1歩、明日の1歩を積み重ねていったら、
気づいたら思いもよらない遠くまで行きついていた
ということもあるかもしれません。

「やりたいこと」に近づくスタイルも1つじゃない。

carrier
セカンドキャリアとして「やりたいこと」にどう近づいていくのか、
についてもいくつかやり方があります。
いま、企業にお勤めしている方の場合だとしても、

1.今の会社を辞めて、転職する。
2.今の会社を辞めて、起業する。
3. 今の会社を辞めて、リタイアする。
4.今の会社勤めをしながら、複線的にキャリア形成をする。(副業)
5.今の会社勤め1本に集中する。

といった具合です。
もちろんどれが正解という話ではありません。
どれが一番フィットするかは、お一人ひとりの状況によって
異なるでしょう。

今の仕事がどうしても辛くて、このままだと心や体が壊れそう
といったような場合は、会社をいったん辞めて、身の安全を
整えてから、ゆっくり考えるということもあるでしょうし、

今の仕事にもそれなりの面白さややりがいを感じている
ようであれば、急いで退職せずに、トライアル的にでも
複線的キャリアに挑戦してみるということもあるでしょう。

とくに近年では、企業が副業を認めるケースが増えてきましたので
少しずつ社外の活動を始めて、状況をみて比重を変えていく
ということがしやすい環境になってきました。

このようなスタイルは
「インクリメンタル・キャリアチェンジ」
と呼ばれます。

incremental = 徐々に増加する

ですね。
たんだんとやりながら「やりたいこと」を
現実化していくスタイルです。

現在の私はコチラのスタイルです。
会社勤めのお仕事にも感謝をしながら、
会社外で、自分の持てる能力を活かして、
みなさまへ貢献できることを、楽しみながら活動しています。

まとめ

以前の私は、1つに絞らなきゃ、という風に考えていました。
0か100かと。
ですが、やりたいと思ったことを、別に1つに絞らず
やってみればいい。
やっていく中で、比重や軽重はおのずと見えてくるだろう、
と「あれも、これも」に気持ちを切り替えてから、
とっても楽しく、ラクになりました。

今まで知らなかった新しい領域、新しい人々との
出会いや学びが楽しくて仕方がない。

もちろん、「あれも、これも」なので、
ときにタスクが重なってしまい、
「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と
なってしまうこともあるのですが、
そんなときも、あくまで優先順位付けの話だと考えて、

・本当に優先してやることは何か、
・今急いでやらなくてもいいことは何か、

を整理して、
「やらなきゃ」、から「やりたい!」というモードで
やれるように自分の状態をペースメークするように
しています。

そう、別にだれに頼まれてやっているわけでもなく、
自分がやりたいと思ってやろうとしているわけですから、
「楽しくやる」をとても大切にしたいと思っています。

才能を活かして、 無理なく、楽しく、セカンドキャリアを、と
思っている方は、↓へどうぞ。
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