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A Drop of Miracle Honey- ひと言Therapy 11
「A Drop of Miracle Honey- ひと言 Therapy」と題して、
心がふっと軽くなようなmessageを記すコーナーです。
夢を実現する人に共通する5つの特長
これまで、将来のありたい姿や夢はなくてはいけないのか、
ゴールはどう設定されるのか、
どんなのぼり方の考え方があるのか、といったことを
ご紹介してきました。
では、夢があるとしたら、それを実現する人には
どんな特長があるのでしょうか?
その共通した特長について5つにまとめてみたいと思います。
夢がホンモノか。
まず、1つめは、
あなたはどれだけその夢に対して本気か。
あなたの魂と嘘がないか。
心の底から願っていることか。
ということです。
表層的に、ただ、「〇〇だったらいいな」と思っているだけ
の状態では、なかなか実現していかないですよね。
「覚悟」が出来ている人は、強いです。
夢の大きさにもよりますが、夢が実現するまでには、
それ相当の努力や苦労もあるでしょう。
夢の大きさに見合う信念や情熱の強さが、
辛いことがあったとしても乗り越えていこうという
原動力になっていきます。
この核となる部分がしっかりしていないと、
すぐに、自分には無理だとあきらめてしまったり、
目標自体が揺らいでしまったり、という状態になります。
誰かに言われたから、とか、
世間的にそうなったらよさそうだから
という他力的な動機や義務から発生している場合と、
その人本人の内面からあふれ出る思いである場合とでは、
そのエネルギー量の差は言わずもがな、歴然です。
夢や仕事というのは、その人の人生観と密接につながっています。
自分の生きがいそのものになっている場合や、
好きなこと、その人が心の底から望んでいることであれば
その夢に向かうプロセス自体を楽しむことができます。
傍からみれば、大変な努力にみえることであっても、
当の本人はさほどの苦労と感じておらず、
探究心から自然と突き詰めていたりということも
往々にしてあります。
その結果、夢に近づける可能性が高まっていくのです。
言い換えると、ポジティブである、と言えます。
無理だとすぐにあきらめず、可能性のほうに注目し、
前進していくことです。
自分がかなえたいことであれば、ポジティブになろうと
努力するのではなく、自然にエネルギーがわいてくる
でしょう。
もちろん、途中のプロセスにおいて、一切ネガティブに
成ってはいけない、ということではありません。
人間ですから、思い通りにいかないときや気分が乗らない
ときもあるでしょう。
そういった落ち込むときがあっても、立て直して前進する
切り替え、です。
むしろ、落ち込んだり、うまくいかなかったときには、
学ぶことが多いのも事実です。
なぜ躓いているのかに気づけたときに、
落ち込む前よりもジャンプできることが多いので、
むしろチャンスと考えられと強いですね。
未来を見据えて行動
2つめは、視点の置き方とアクションです。
今、というものだけを短絡的にみているか、
おぼろげであったとしても未来を視野にいれているか。
さきほどの1つ目の話にもありましたが、
うまくいかなかった、という同じ現象であっても、
現在だけを考えている場合だと、
感情的になったり、やけになって、投げ出したくなったり、
と、その事象に振り回されてしまいがちですが、
未来を見据えている場合は、
ここでつまずいておいて、むしろよかった、次回はこうしよう、
と、そこからの学べることに着目し、改善を考える。
わるいことばかりは続かないだろう、次はうまくいかせるぞ、と考える。
というように、次のステップアップのプロセスととらえて前進できます。
視野を広く持ち、事実を客観的に捉える冷静さも大切ですね。
そして行動です。
いくらなんでも、口でつぶやいているだけでは、何も起こりません。
広い視点をもって、目のまえの事象を短絡的・感情的に捉えず、
次につながる行動を継続的に行って行っていくことで前進し、
夢に近づく可能性が高まります。
小さなことからコツコツと。
夢を叶えるためには、いろいろなことがあっても、
途中で諦めればそこで終わりです。
挫折しやすい人は、一攫千金的な奇跡を狙うが、
奇跡はおこらず折れてしまう、とか、
夢をかなえた人の完成形をみて、すぐにその状態に
行きたがったり、という思考がありがちです。
夢をかなえたあの人も、その手前には、
膨大な努力や紆余曲折があったに違いありません。
「千里の道も一歩から」
ー”A journey of a thousand miles begins with a single step.
「ローマは一日にしてならず」
ー””Rome was not built in a day.”
「隗より始めよ」
ー”start from small things”
といったことわざもあります。
現在地から夢が遠く思えたとしても、
まずは小さなことからコツコツと始めることが
目標を実現できる第一歩となる、という話です。
千里というのは、1里が約400m×1000=400km
遠いはるか先という例としてあげられているのですが、
そんな遠い先でもまず1歩からスタートすることが大切
ということですね。
古代ローマ帝国は、大帝国が築かれるまでには、
数百年におよぶ苦難の歴史があったことからできた表現です。
そして、「隗」は、中国の春秋戦国時代の学者であった
郭隗(かくかい)が、昭王から人材の集め方を問われ、
「まず私を重用せよ」と答えたとする故事から、
「まず身近なことから始めよ」ということわざになった
とされます。
一歩一歩進み続ければ、着実に前進することができる
ということ。小さな一歩でも、その一歩があってこそ
未来があるんだということですね。
自分の想いに集中
自分の気持ちを信じて、素直に行動する。
親しい人があなたのためを思って悪気なく、
変わることへのリスクより、今のほうが安全と諭してくれたり、
夢への道の険しさを伝えてくれたり、
世間一般の尺度の幸せに照らしてアドバイスをくれたりする
こともあるでしょう。
親しく、自分が信頼している人の言葉だからこそ、
どう受け止めるか、戸惑いがあるでしょう。
また、うまくいっている人が輝いて見えて、
自分が小さく思えることもあるでしょう。
そういったことは常に周囲に転がっていることです。
チャレンジが大きければ大きいほど、周囲の反対の声も
大きくなるでしょう。
どんなときでも、他人にどう思われるか、よりも、
自分の心に嘘をつかず、素直でいることが大切です。
周囲の人々へのリスペクト、感謝は大切です。
が、周りに気を使いすぎて、自分を疎かにするのもまた
違う、ということですね。
ブレずに、自分の人生、後悔のないように
自分に集中しましょう。
それが、心から満足できる夢に近づくことになります。
挑戦を楽しむ
新しいことに挑戦するには勇気がいりますよね。
いわゆるコンフォートゾーン(自分の居心地のいい場所)に
ぬくぬくと居続けるのはラクですが、
夢の実現に近づくためには、新しい環境に自分を置くことで、
新しい発見や人間関係ができて成長できることがドライブに
なります。
変化をおそれず、楽しむ。
自分が経験したことないことに出会ったときは、
戸惑って当然ですが、その戸惑いや痛みを、
私は「成長痛」と呼んでいます。
不安定さを感じたら、「あ、いま、成長している痛みなんだ」
と思えば、辛くないですし、むしろ乗り越えるのが
楽しくなってきます。
未経験なことや変化への不安もそうですが、
失敗への不安も同様です。
人は変わることに怖さを感じますが、
失敗を恐れてその場にとどまっているほうが、
もしかするとずっとリスクが高いかもしれないのです。
失敗の概念、どうなったら失敗なのか。
スティーブ・ジョブズさんは、成功と失敗の一番の違いは
途中であきらめるかどうかだ、と言ってますね。
成功を信じて挑戦すること、そのプロセスそのものを
楽しめるマインドこそが、夢を近づけるのです。
まとめ
こうやったら成功できる、というすべての状況に共通する
短絡的な1つの正解というものは存在しないでしょう。
でも、夢をかなえた人に共通するエッセンスは確実に存在する
ように思います。
今日は5つの要素にまとめてみました。
いかがでしたか。
自分らしく、思い切り、前進していきましょう!
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