どんな布が向いている?
punch needleの歴史、道具について紹介。
今回は適した布についてお伝えします。
punch needleをするときに、
まずはじめに難しいと感じるのが
どんな布を使ったらいいか、
かもしれません。
punch needleは基本的に
全面的に糸で刺していくので
布は土台となる影の役者の役割
であり、仕上がったときに
主役になるわけではありません。
裏方ですね。
時々意図的に刺さない箇所を設けて、
布の表情を活かすこともありますが。
なので通常は、
カラフルな色を楽しむ
というより、白や生成りの
ベーシックな色合いの布
を使います。
使用する布は、なんでもok
とはいかないので、
向いている布について
書いていきますね。
布はpunch needle 専用布でないとダメ?
tuftie(タフティー)といわれる
punch needle 専用の布が
販売されています。
ネットでも買えるので、
こちらを使えば安心ですね。
tuftie(タフティー)は、
しなやかでニードルが刺しやすく、
刺した後も布目が戻りやすいので、
しっかり糸が安定します。
特殊な織り方になっているようです。
扱いやすい布です。
ただ、専用布でないとダメなのか、
というとそんなこともありません。
コットンやリネンでもok
私は、アメリカにいるときは、
weavers cloth
(ウィーバーズ クローズ)という
布を使っていました。
やわらかさや目の詰まり具合がとても
刺しやすいのです。
が、この名前の布は日本では
見当たらないのですよね。
代わりに、コットンやリネンでも
試してみましたが、問題ありません
でした。
一般的に向いている布として、
向いてる布
burlap(黄麻布)
monks cloth(僧侶布)
linen(リネン)など
などがあげられます。
向いていない布は?
ニードルの太さ、
毛糸か刺繍糸か
にもよりますが、
向いていないのは、
向いていない布
目が詰まりすぎている布
目がルーズすぎる布
分厚すぎる布
です。
ニードルを刺すと
大きく穴が開いたままに
なってしまうケースや
刺すのにいちいち力を
入れないといけないような布で
無理に刺そうとすると
手に負担がかかってしまい
痛めるリスクもあるので
注意してください。
クロスステッチ用の布や、
目が詰まりすぎている布で
私もあれこれ試してみて、
失敗したこともありました。
意外と布選びはデリケート
なので、刺しやすい布を
リピート使いすることが
多いですね。
ポイント
・専用布を使えば間違いない
・布目と厚さが合えば専用布以外でも可能。