刺繍

Punch Needleの歴史って?

 

Punch Needleの歴史って?

Punch Needle の歴史は、
どこで始まったのでしょうか?
何の目的で作られたのでしょうか?
起源について書いていきますね。

起源はエジプト? ヨーロッパ?  アメリカ?


Punch Needleの起源は、
古代エジプト、中世ヨーロッパ、
アメリカなど諸説あり、
残念ながらはっきりとは
わかっていません。

ミシガン大学図書館の調べによると
15世紀にさかのぼり、
宗教的な祭服を飾るために使われ、
初めは”punch stich”
といわれていたようです。

また、男性の長い航海時に
丈夫なラグとしても
活用されていたようです。

アメリカでは、
1881年オハイオ州のトレドという町で
発明されたといわれています。
Ebenezer Rossさんという方が
”The Griffin”(グリフィン)
という名前で登録したのが
はじまりです。

ちなみにグリフィンとは
日本語でいうと「鷲獅子」、
鷲の上半身に翼、ライオンの下半身
をもつ伝説上の生き物ですね。

初代の形は現在のペン状のものよりも
もっと胴体が太かったので、
その形状から名付けたのかもしれません。
それまでは編み物のかぎ針のようなものを
つかっていたようですが、
新しいニードルが生まれたことで
ものすごくスピードアップ
できるようになったので
「革命」と称されています。

アメリカではどんな絵柄がメジャー?


そんな背景もあって、
アメリカでは日本よりもPunch Needleは
知られています。

モダンな柄よりも、
アメリカンフォークアート、
温かなカントリー調の絵柄のクッション
などのざくざくと刺した作品がメジャーです。
ひつじ、スノーマン、アメリカンフラッグ、
といった絵柄を多く見かけました。

写真はアメリカで購入したkitで作成したものです。
ほっこりしますね。

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