A Drop of Miracle Honey-ひと言therapy

「~すべき」思考のクセが強い人に見られる3つの心理とプラスの活用法

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A Drop of Miracle Honey- ひと言Therapy 4

honey
「A Drop of Miracle Honey- ひと言 Therapy」と題して、
心がふっと軽くなるようなmessageを記すコーナーです。

「~すべき」思考のクセが強い人の心理を理解する

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他人に対して、自分に対して、モノゴトに対して、
会話の中で、「~すべき」とべき論が多く登場する人、
いますよね。
あるいはあなた自身にそういう思考グセがあって、
この記事を読んでいただいているのかもしれません。

「思考のクセ」と考えて、
どうしてそう考えてしまうのか、の心理的背景を
理解しておくと、うまく対処できる可能性が高まります。
今日は、4つの角度から、考察していきます。

1.「正解思考」/「完璧主義者」

perfectionism
「~すべき」が口癖のようにでてくる人の思考は、
「〇〇であることが正解である」という
正解があると信じている心理がベースになっています。

「〇〇であることは正」という裏には、
「××であることは否」という心理が潜んでいるわけですね。

常に、自分が考える正解と照らし合わせて採点をして、
合ってるからよい、合っていないからダメという風に
考えてしまうわけです。

真面目すぎたり、
完璧主義な傾向のある人に多く見られます。

その採点基準、合ってますか?
絶対ですか?

に立ち返って考えてみると、
自分の「とらわれ(思い込み)」であることに
気づくかもしれません。

2.不安定な自己肯定感

ok
「~べき」を、自分に向けてたくさんもっている人がいます。

「いい人であるべきだ」
「仕事ができる(勉強ができる)人であるべきだ」
「人から尊敬されるべきだ」
「結婚すべきだ」
「子どもを産むべきだ」
「家事をしっかりやるべきだ」

こういう自分の中の理想が絶対ルールになっている場合、
そうなっていない現実の自分とのギャップに悩んだり、
へこんだりしてしまうわけですね。

先ほどの、
その採点基準、合ってますか?
絶対ですか?

は、ここでも点検に使えます。

自分で決めた正解ルールと照らし合わせて
自分にダメ出ししちゃって、勝手に落ち込んでしまう
自分に気づくかもしれません。

そうじゃなかったとしても、
大概の場合、誰もあなたを責めたりしません。
100%じゃない自分で当たり前、
できない自分も含めて等身大のあなたを
許容し、愛してあげてください。

誰も頼んでもいないのに、
独り相撲して、勝手に疲れるのは、
損ですから。
リラックスリラックス。✋

3.他者を支配しようとする心理

no
自分の中の「~すべき」というルールを、強く持つ人は、
その矛先を自分だけでなく、周囲にも同じように
絶対ルールとして向ける傾向があります。
それが正しいと信じているわけですからね。

相手の気持ちをおもんばかることよりも、
自分の中の正解を通すことを優先すると、
周囲と軋轢を生むことも多いです。

自分ルールを周囲に強制しようとする人の3つの心理
①悪気はないが、
自分の判断基準が正しいと信じて疑わない、

自信過剰な状態

自信があることは悪いことではありません。
ただ、
その他の考え方があることに耳を傾けられず、
自分の正解が絶対だ、という固定観念で
通そうとすると問題が起きます。
「ああ、そういう考え方もあるね」
といった吸収しようとする姿勢がほしいですね。

②他人より優位に立とうとする心理

「~すべき」という言葉を使うことで、
相手を強制し、支配することで、
自分が優位に立とうとする心理がある
場合があります。

「~すべき」はとても強い表現ですから、
命令側と従う側が出来がちです。
このことを利用するわけですね。

気の弱い人や自分の考えがはっきりしない人
に向けて、あえて強い表現をつかって、
支配しようとする場合は、危険を伴います。
従わない場合は否定され、
支配下でコントロールされてしまうため、
うっかり巻き込まれないように留意しましょう。
迷っているときに、断言してもらえると
魅力的に映ってしまうこともあります。
ついついついて行ってしまい、
断言する人に疑いなく従い、
自分で考えることをしなくなってしまう、
なんてことにならないように。
自分の身は自分で守らないと、ですね。

③実は不安、分厚い自己愛のヨロイを被った心理

①②は、自己肯定感が高いケースで、自分こそが絶対、
の過信があるケースですが、
これとは裏腹に、実は脆い心を守るためのヨロイ
として「~べき」を使っている場合もあります。

自分のつくった基準で周囲を支配下に置けば、
自分が弱い立場に追いやられることがなく安全、
その立場を保持するために利用するのです。

実は、いろんな人の考えを受け入れる度量がない
自分を隠して、虚勢を張っているわけですね。

4.「~べき」を上手に活用する

ideal
1-3で「~べき」思考のマイナスの側面を見てきました。
では、「~べき」思考はすべて排除するほうがよいのでしょうか?
それはまた極端な話となります。
良い面も押さえておきましょう。

この際に、「~べき」には、
a.キャパシティを狭める「~べき」(正論を振りかざすケース)と、
b.視野を広げる「~べき」がある
ことを理解しておく必要があります。

これまでお話ししてきたのは、aのケースですね。

ではbのケースの有効性を紹介しましょう。

問題解決の際に、まず何を課題(issue)とするか、
がとても大切です。
課題設定を間違えてしまい、
そのあとの解決方法がすべて意味のないものになっている
という事例は、世の中に恐ろしいほどゴロゴロしています。
このことを課題視し、わかりやすく解説した本もでています。
それほど日常的に起きている問題なのです。

本の紹介

課題(issue)設定の重要さを説いた私の尊敬する安宅さんの本です。

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質
(著)安宅和人

 

PDS(Plan-Do-See)でもよく陥るトラップです。
PDSサイクルは、次につなげる改善活動には非常に適しています。
しかし、そもそも初めに解こうと設定していなかった問題は
見返すこともできないし、課題として抽出されないという
ことに陥りがちという盲点があります。

そんなときに、「あるべき姿」を描く、という方法は
とても有効です。
現実から議論を始めると、
あれこれとできない理由や事情を考えてしまって、
課題を小さい範囲に定めてしまいがちなのですが、
いろいろな事情は抜きにして、フラットに、

「本来どうあったらいいと思うか?」

という目指したいゴールをイメージすることから始めて、
現状とのギャップを課題として設定すると、
本質的な課題にリーチしやすくなります。

「あるべき姿」

↑↓ このギャップが「課題」

「現状」

そして、
どうしてそうなっているのか(要因分析)
どうやって解決するか(打ち手)
を検討していくのです。

このときの「あるべき姿」は
1-3やaのように肩が凝りそうな窮屈に感じるものとは異なり、
未来にワクワクし、視野が広がるところが特徴です。

現状のいろいろな事情はさておき、
本来どうあったらいいのか、
肩の力を抜いて、考えてみると
気づかなかった発見ができる場合も多いですよ。

まとめ

今回は、「~べき」思考のネガティブな面とその背景にある心理、
そして、最後に「~べき」を有効に活用するポジティブな面を
紹介しました。
1つの価値基準だけが絶対的だというように、
固執しすぎないようにする心がけが大切ですね。

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