A Drop of Miracle Honey-ひと言therapy

失敗が怖い、と感じているあなたへーそもそも失敗って何?

  A Drop of Miracle Honey- ひと言Therapy 22

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「A Drop of Miracle Honey- ひと言 Therapy」と題して、
心がふっと軽くなようなmessageを記すコーナーです。

失敗が怖い、と感じているあなたへーそもそも失敗って何?

崖っぷち
「やりたいことはあるけれど、うまくいかなかったらどうしよう」
と思うと一歩踏み出せない。

「今の環境に居続けるのはHAPPYじゃない」と気づいているけれど、
飛び出して失敗したらどうしようと思うと我慢したほうがいいか
と考えてしまい、ぐるぐるしてしまう。

といった状況はよくあるかと思います。

こんなときに、心を占拠してくる「失敗への恐れ」。
不安や怖れはだれにでもあるものですが、
そもそも失敗って何でしょう?

モノゴトを点で切り取って、その瞬間を見て、
思い通りにならなかったときに、
人は「失敗」と感じることはありますが、
実は、その経験があったからこそ、その先にもっと飛躍できた、
ということは往々にしてあります。

不安や恐怖心はだれにでもあるもの。
完全になくそう、と考えず、
「うまく付き合っていこう」
と考えるようにしています。
いわゆる「失敗」は、
次にもっとうまくいくためのレッスン
という風に捉える。
その1点だけをみて落ち込まず、
その先までを線で見据えて、
通過点としてとらえるんですね。
思い通りにならかったとしても、
「また1つ学べたね。」と考える。
すると、全然見え方が変わってきます。
過度に落ち込む気持ちもなくなります。

する後悔、しない後悔

分岐
頭の中で恐怖に感じている失敗は、大概の場合、
実際にはそれほど大きな悪影響にはならない
場合がほとんどです。

「失敗したらどうしよう」といって、
失敗を回避しようとした結果、
何もしないで過ごす時間、
失敗含めた経験を積めないこと、
のほうが失敗に近づくことになってしまう、
というトラップがあります。

やってみれば、たとえ思いどおりの展開にならなかったとしても
何もしないより、こうするとこうなるのか、ということが学べ、
実はこれが財産になっていき、次への改善、成功確度を
あげることにつながります。

する後悔、しない後悔

を比べた場合、圧倒的に「やらなかった後悔」
のほうが大きいのです。

1000人を超える末期患者と正面から向き合い、
その死を見届けた緩和医療専門医大津秀一先生が
「死ぬときに後悔する25のこと」にまとめています。
「やらなかった後悔」は、なんと21/25 におよびます。

・健康を大切にしなかったこと
・たばこを止めなかったこと
・生前の意思を示さなかったこと
・自分のやりたいことをやらなかったこと
・夢を叶えられなかったこと
・他人に優しくしなかったこと
・遺産をどうするかを決めなかったこと
・自分の葬儀を考えなかったこと
・故郷に帰らなかったこと
・美味しいものを食べておかなかったこと
・仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
・行きたい場所に旅行しなかったこと
・会いたい人に会っておかなかったこと
・記憶に残る恋愛をしなかったこと
・結婚をしなかったこと
・子どもを育てなかったこと
・子どもを結婚させなかったこと
・自分の生きた証しを残さなかったこと
・生と死の問題を乗り越えられなかったこと
・神仏の教えを知らなかったこと
・愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと

本の紹介

「死ぬときに後悔する25のこと」

(著)大津秀一 新潮社

失敗への恐怖には、他者から笑われるという恐怖、
他者評価への恐れが大きく占めていますが、
実は、自分が感じているほど、
そこまで他人は興味なかったりします。

「失敗したらどうしよう」を「失敗してから考えよう」
くらいに考えて、一歩踏み出すハードルを下げて
とにかくやってみるのがよさそうです。

また、踏み出す一歩を、大上段に構えず、
小さなことでもいいので、できることからとりあえず始めてみる、
どんな大きな夢も小さな一歩から始まるのです。

多くの著名人たちの「失敗」に対する言葉

過程
多くの成功者たちを、成功したという完成形の「点」で
とらえてしまうと、自分とは次元がちがう大物だ、
と感じてしまうのですが、どんな成功者も一歩から
始めている。
いきなり成功したのではなく、
数々の「失敗」を乗り越えて
成功にたどり着いているのです。

幾人かの言葉をご紹介します。

失敗と書いて、せいちょう(成長)と読む

ID野球で有名な野村克也監督の言葉。
「どうして失敗したのか」
「何がいけなかったのか」と反省し、
「どうすればうまくいくのか」
「何をすればいいのか」と真剣に考える。
人間は、失敗してはじめて自分の間違いや
至らなさに気づく。この程度で人間は成長する。
失敗から何を学び、糧とするかは、
プロ野球選手にとどまらず、すべての人間に当てはまることだ、
とおっしゃっています。

「99%は失敗の連続」

ホンダの創設者・本田宗一郎氏の言葉です。

「私がやった仕事で本当に成功したものは、
全体のわずか1%にすぎないということも言っておきたい。
99%は失敗の連続であった。
そして、その実を結んだ1%の成功が現在の私である。
私の現在が成功というのなら、私の過去はみんな失敗が
土台作りをしていることになる。
私の仕事は失敗の連続であった。」

本の紹介

『本田宗一郎 100の言葉』

別冊宝島編集部

 

「今まで僕はずっと失敗してきた。勝ち負けでいえば一勝九敗くらい。」

ファーストリテイリング会長兼社長柳井正氏の言葉です。

山口県の小さな小郡商事を受け継ぎ、
世界的なユニクロへと引き上げた功労者として
今となっては有名な柳井氏であっても、
失敗はたくさんあったと。

大きな失敗といえば、小郡商事時代、
厳しい言葉をかけ続けた結果、1人を残して従業員が
全員辞めてしまったということも経験されています。
ジャスコで腕を鍛えてきた柳井氏からみると、
従業員の働きの不足点が目についてしまったのでしょう。

『一勝九敗』 

柳井 正著 新潮社


「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」

アメリカの発明家トーマス・エジソン氏の言葉です。
彼が「電球」を発明するまでには、約2,000個ものフィラメントを試し、
気の遠くなるような仮説・検証を繰り返しています。
そして、ようやく世の中に安価で効率的に普及できる「電球」を発明。

彼は「失敗論」に関して数々の名言を残しています。

「失敗は積極的にしていきたい。
なぜなら、それは成功と同じくらい貴重だからだ。
失敗がなければ、何が最適なのかわからないだろう」

「人生における失敗者とは、
諦めた時にどれだけ成功に近づいていたかに
気づかなかった人たちである。」

「私たちの最大の弱点は諦めることにある。
成功するのに最も確実な方法は、
つねにもう一回だけ試してみることだ」

 

「10000回だめで へとへとになっても
10001回目は 何か 変わるかもしれない」


Dreams Come Trueの「何度でも」という歌に

「10000回だめで 望なくなっても
10001回目は来る 
キミを呼ぶ声 力にしていくよ 何度も
明日がその10001回目かもしれない・・・」

という歌詞がありますよね。
本当に望むことであれば、何度だって挑戦すればいい。
1回や2回やって思い通りにならなかったとしても
それは失敗なんかじゃないんだ、ってことですね。

「失敗とは、今後解決されるべき問題にすぎない」

サイクロン式の掃除機で有名なダイソン創業者の
ジェームズ・ダイソン氏は、
エジソンの1万回試した経験を胸に秘め、
5年間で5126回の試作機を試しては失敗を繰り返しました。

まとめ

数々の挑戦者たちは、「失敗」に対して
ネガティブな感情というより、
成功にいきつくための過程、と捉えている
ことがわかりますよね。

あなたの「失敗」に対する捉え方、どうですか?
「失敗」のイメージ、変わりませんでしたか?

人生楽しんだもの勝ち。
ちょっとの勇気が、未来を変えることでしょう。

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