幸せを運ぶあれこれ

象は幸せのシンボル・神聖な生き物⁈

象は幸せのシンボル・神聖な生き物⁈

elephant riding

馬が幸運を運ぶ動物と言われる由来を紹介しましたが、
象もまた、神聖な生きものとして大切にされています。
今回は、象にまつわるお話を紹介していきます。

Flower Elephant
Flower Elephant

白い象はブッダの化身 白象信奉

white elephant

仏教において、白い象はブッダの化身といわれ、
あがめられています。
タイでは王の象徴でもあり、1916年までの国旗にも
白い象が描かれていました。
白い象をもつ国王は高い人徳をもち、
人々から尊敬されるために、多くの国王が
白い象を集めています。
ラーマ9世、通称プミポン国王
(在位1946年6月9日 – 2016年10月13日)は
7頭もの白象を集めました。
彼が亡くなった際には哀悼の意を表して、
11頭の象が集まったそうです。
そのときの様子がコチラ↓。

11頭の象 王宮前

タイには「象法」という法律があり、
白象と認定されると国に献上することに
なります。
白象を献上した主は、王と謁見でき、
高額の報酬や栄誉を与えられます。

お釈迦様と白象

お釈迦様の誕生秘話に白い象が関係しています。
お釈迦様のお母さまに当たるマーヤ(摩耶)夫人が、
ある晩、不思議な夢を見るのです。
白い象がやってきて、右わきから体に入る夢
でした。
「高貴な人が生まれますよ」というお告げでした。
その後、マーヤ夫人は本当に子どもを身ごもりました。

蓮の花がパカッとわれて生まれたお釈迦様は、
生後直後に、7歩歩いて、天を右手で指し、
左手で地を指して、「天上天下唯我独尊」と言った、
という逸話があります。

毎年4月8日はお釈迦様の誕生を祝して「花まつり」
が各地で開かれます。

白い象の上にのっている普賢菩薩

釈迦三尊像の真ん中には釈迦如来像、
その両脇には文殊菩薩とともに普賢菩薩がいます。
梵天と帝釈天など他のパターンもありますが。
文殊菩薩は獅子の背の蓮華座に座し、知恵を司ります。
一方、普賢菩薩は、白象の上にのり、慈悲の心で
あらゆる命あるものを救います。
「すべてにおいて賢いもの」という意味です。
釈迦三尊像
釈迦三尊像

象の頭をもつ神様 ガネーシャ

ガネーシャ(ganesh)は、サンスクリット語で、
「ガナ」(=群衆)+「イーシャ」(=長)
太鼓腹の人間の身体に象の頭をもち、
牙は1本、4本の腕をもちます。
ヒンズー教の神様の一人ですが、一部仏教・密教
でも信仰があります。
総合して「富の神様」、
厄除け、財運向上として、あらゆる障害を取り除いてくれる、
そして学問・知恵の神様でもあります。

ganesha mandala
ガネーシャ曼荼羅

そのユニークな姿で人気のあるガネーシャですが、
誕生逸話はちょっとおどろおどろしいです。
ガネーシャは、シヴァとパールヴァ―ティの間の長男です。
父シヴァは、シヴァ派の最高位に位置付けられ、
3柱の主神の一人で世界の創造・維持・再生を司る神様です。
母パールヴァ―ティは、山の娘の意味で、
女神が神の根源であると考えるシャクティ派に属します。
穏やかで心優しい女神様です。

逸話その1>
パールヴァティーは自らの身体穢れをたものを(洗った時に出た垢)
を集めて作った人形に命を吹き込んでガネーシャを誕生させます。
パールヴァティーの命令で、ガネーシャが入浴中の見張りをしているところに
シヴァが帰ってきます。ガネーシャは偉大な神である父とは知らず、
浴室に入ろうとするシヴァを拒んでしまいます。
怒り心頭したシヴァはガネーシャの首を切り落とし、
遠くに投げ捨ててしまいます。
パールヴァティーと再会し、自分の子どもだと知った
シヴァは投げ捨てた頭を探しに回りますが、
見つけることはできませんでした。
最終的に、最初に出会った象の首を切り落として持ち帰り、
ガネーシャの頭として取り付け復活させて再生させたのが
ガネーシャです。

逸話その2>
パールヴァティーとシヴァが二人でヴィシュヌ神に祈りを捧げて、
ガネーシャが生まれます。
神々が祝いにやってきますが、その内の一人、シャニは見つめたもの
すべて灰にしてしまうため、うつむいています。
でも、パールヴァティーは我が子は不死身だと信じていたため、
遠慮せずに見るように勧めます。
すると、ガネーシャの頭は破壊されてしまいました。
悲しみにくれるパールヴァ―ティのために、
ヴィシュヌはガルーダに乗って代わりの頭を探しに出かけます。
たまたま、そこに象を見つけ、その首をガネーシャの頭として
つけ直して、ガネーシャが再生しました。

といったようなお話です。
すごいですね。

幸せを運ぶピンクの象

pink elephant
突然変異でできるピンクの象は、希少で幸せを運ぶとされ、
重宝がられました。
タイ・バンコク近郊のチャチュンサオにある
ワット・サマーン・ラッタナーラーム(Wat Saman Rattanaram)
には巨大なピンクのガネーシャがいます。
願いが速攻でかなう、とされ、その愛らしいインパクトで
一度は訪れたい、と人気の場所になっています。

象にまつわる3つの英語表現

白い象、ピンクの象を紹介しましたが、
英語では他の意味があります。

White elephant
白い象は神聖な生き物ですが、処分することもできず、
大量の餌を消費するので大変。
ありがた迷惑として、「無用の長物,処分に困るもの」を意味します。

Seeing pink elephants
(ピンクの象が見える)

「酩酊状態。幻覚がみえる」の意味。

ダンボの挿入歌にPink Elephants on Parade
というのもありますね。

ほかには
see the elephant

「世の中をみる、人生経験を積む」の意味です。
昔は象を見たことがある人がほとんどいなかった
ために、珍しい経験をへた人の意味からきています。

象が出てくる夢は、幸運の暗示!

「繁栄・発展・出世・昇進」などの幸運を告げる大吉夢になります。

象の夢は、「尊敬する人」「繁栄・発展」などとてもラッキーな夢
の1つとされます。
エネルギーが満ち足りていることを意味します。
中でも、白い象の夢は、スピーディな開運、繁栄を意味する大吉夢です。
ピンクの象は、愛情、やさしさに満ち足りて、幸福に包まれていることを
示します。

まとめ

今回はおもに白とピンクの象にスポットを当てて、
紹介しましたが、色に限らず、とくにタイやインドでは
生活、宗教と根深く関係し、大切な存在です。
タイやインドを旅行すると、本当にたくさんの象さんgoods
に出会い、楽しくなります。

あなたが気になる象さんは、どんなものですか。

 

 

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