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A Drop of Miracle Honey- ひと言Therapy 25
「A Drop of Miracle Honey- ひと言 Therapy」と題して、
心がふっと軽くなようなmessageを記すコーナーです。
捨てる神あれば、拾う神あり
「捨てる神あれば、拾う神あり」ということわざが
ありますね。
意味は、
人から見捨てられるようなことがあっても、
その一方で助けてくれるような人もいるという意味です。
人は、誰かから見捨てられたり、認めてもらえなかったり
すると、がっかりしますよね。
しかし、そんな時でも、わかってくれる人、
助けてくれる人が出て来るものだから、落ち込まないで
というように励ますときにも使います。
英語では、
When one door shuts, another opens.
(1つのドアが閉まると、別のドアが開く)
というように、ドアで表現されます。
1つのところに合わなくても、
「だれでも必ず味方や存在できる場所がある」
というようにも解釈できます。
「捨てる神あれば、拾う神あり」の由来
これは、神道の八百万の神(やおよろずのかみ)の発想からきていて、
いろいろな神様がいて、自分を見捨てる神がいても、
助けてくれる神もいる、ということが由来です。
ビジネス・人間関係に見られる事例
ビジネスで「捨てる神あれば拾う神あり」
があてはまるケースは、価値のないものと
思われていたものを、見方・活用の仕方を
変えることで、大きな価値あるものになる
場合に使われますね。
例えば、
・Airbnb
空き部屋にしていれば、価値を生まなかったスペースが、
旅人に貸し出すことで、価値を生み出す存在にすることができた。
・Benesse Art site Naoshima
もともと産業廃棄物が捨てられ、禿山だった地域を
ホンモノの現代アートと宿泊施設で、地域のお年寄りが
誇れる、世界から注目される場所に変容させた。
というような事例があります。
人の縁の場合は、
大好きだった彼氏に振られて、その時は号泣した。
しかし、そのあと、もっとフィットする相手と巡り合った。
第一希望だったA社に入社できなかった。
そのときは絶望した。
しかし、入ったB社で、運命ともいえる
ウマの合う上司と出会った。
といったことですね。
アメリカの臨床心理学者カール・ロジャーズ氏が
「2:7:1の法則」を提唱しました。
これを知っていると、人間関係というものが理解でき、
キモチが楽になります。
人が10人いたとしたら
2人は【気が合う人】無条件で肯定的
7人は【どちらでもない人】その時々の状況、気分などで変化。
場合によって、どちらにもなる。
1人は【気が合わない人】何をしても否定的。違和感を感じる。
というものだ、という説です。
そして、人というのは、この合わない、嫌いな
1割の人の存在に、傷ついたり、怒ったり、
悩んだりしてしまうのが人間関係の縮図だ
ということです。
自分のケースで考えると、
会社で所属する組織で、大人数の中にいて、
何か、ここは自分の居場所じゃない、という
感覚がありました。
そして、そこのドアが閉まったら、
新しいドアが開きました。
新しい部署で引っ張ってくださる上司がいたり、
これまでになかったご縁ができてきたり、と。
その違和感体験があったからこそ、
新しい展開があったとしみじみ感じます。
飛躍の前には苦境がある、とか、
人生は振り子
というようにも言いますよね。
イイこともあればそうでないこともある。
マイナスな状態がまったくない人生というのも
ありえないのですが、
凹んでみえるときには、次の飛躍の助走になっていたり
していたことに、あとから気づくケースもあるでしょう。
興味深いのは、振り子の振り幅。
まず投資。
これはお金という限定したことではなく、
自分に投資する
他人に投資する、giveする
困っている人を助ける
仕事を一生懸命やる
学ぶ
というように、
自分のエネルギー、
パワー、
ココロ、
時間、
お金
といったことへ投資する。
この時点で、びびったり、ケチったりして
自分の持てる力を出し惜しみすれば、
大きなリターンも返ってこない。
思い切って飛び込むと、
戻ってくるものも大きい。
どれだけ先行投資できるか、
ということは振り子の振り幅に影響します。
自由や喜びを手にしたければ、
まず自己投資する、という思いきりが
必要です。
「貧乏父さん 金持ち父さん」
by ロバート・キヨサキ氏 名言15選
(著)ローバート・キヨサキ (訳)白根 美保子
アメリカの実業家で大学講師でもある
ロバート・キヨサキ氏による
「金持ち父さん、貧乏父さん」は
世界51の言語に翻訳され、世界で4000万部、
日本で400万部(2020年2月時点)発行の
大大大ベストセラーです。
「貧乏人は、お金のために働き、
金持ちは、お金に働かせる」
という名言があり、お金に対する感度を磨ける
本だが、この本のメッセージは何もお金の
投資に関することにとどまらない。
1.「いくら稼げるか」ではなく
「何を学べるか」で仕事を探しなさい
2.『懸命に働く』ではなくて『賢明に働く』。
成功する人とは、自分より頭の良い人を自分のために、
そしてより大きい目標のために働かせることのできる人だ。
3.世界でもっとも優秀なコンピューター、
つまり自分の頭を使え。
4.「それを買うお金はない」と考えるのではなく
「どうやったらそれを買えるようになるか?」と考える
5.私は金持ちの家に生まれたわけじゃない。
学校の成績もよくなかった。きちんと卒業した訳じゃない。
また、特に才能に恵まれたわけじゃない。
それなのに今の私がたいていの人より
ずっと金持ちでいる理由は簡単だ。
立ち止まらなかったからだ。
私は学ぶことも、そして人生における可能性
についての現実を広げることも決してやめなかった。
6.私が言いたいのは、多くの人があきらめるのが
早過ぎるということだ。
7.キミにとってい最大の挑戦は、
自分に対する疑いの気持ちと怠けた心に挑戦することだ。
自分がどんな人間になるかそれを決め
限界を定めるのは自身の不足と怠け心だ
8.わたしたちはひとつの口とふたつの耳をもっています
=話すより人の話を聞け!
9.金儲けのうまい人は、
無一文になっても自分自身という財産を持っている。
10.未来は明日ではなくきみたちが今日することによって作られる
11.その人の言葉を聞けば未来がわかる。
12.嘘をついたり他人を責めたり自分を正当化したり
投げ出したり否定したりしていては何も学ぶことは出来ない。
13.根拠のない疑いや恐怖が臆病な人間を作る。
臆病な人間は批判をし、勝利を収める人間は分析をする。
分析をする勝者には、批判ばかりをしている人間に
見えないものが見える。
14.リスクがあるというだけでは
それが危険であるとは限らない。
15.何か本当にやりたいと思っていたら
そして自分にはそれができると思っていたら、
キミはきっとそれをやりとげる
目先の損得にばかり目を奪われず、
大きなうねりとして流れをとらえ、
先延ばしにせず行動せよ、
というメッセージが読み取れます。
勇気が湧いてきますね。
まとめ
「気の合わない人」1割の人が存在するのは当然だと考えれば、
何かあっても「やっぱりそうか」くらいのこととして、
深く悩まないで済みます。
合わない人がいたとしても、必要以上に気にかけない、
自分には2割の好いてくれる人がいるんだから、
ということですね。
全員に好かれるのは無理。
なので、1割の「気の合わない人」のことを
気にかけて、悩み・苦しみ、時間や労力を
使って疲労するのは、得策ではないですね。
「仕方ないね」といった、ある意味割り切りが
必要です。
その人は、反面教師や、気づきを与えてくれる
存在かもしれません。
しかし、必要以上に心を持っていかれ、
自分にとってネガティブな影響にならないように
したいものです。
その人が、自分の人生において、本当に
重要な人か、ということを胸に手を当てて
考えてみましょう。
違いますよね。
自分にとって、大切な人は、
自分を肯定し、価値を理解してくれる
2割の人たちなんです。
そういう人と一緒にいれば、
どんどんHAPPY になってきます。
自分を肯定してくれる人といれば、
無理ぜず、自分のままでいられる。
自然体でいると、リラックスして、
自分らしくのびやかに能力を発揮することができる。
自分に自信がもてるようになる。
ストレスを感じることもない。
人間関係がとてもスムーズです。
そう考えると楽しくなってきませんか?